（概要） Scalaの言語仕様，そしてエコシステムを解説するScala入門書の決定版！ 基本的な構文からはじまり，Scalaに特徴的なOption，Eitherといった型によるnull安全なプログラミング，for式などの強力な機能を伴うコレクション操作，Futureを使った並行プログラミングなどの各種言語機能を学べるほか，Scalaでは事実上の標準となっているビルドシステムsbtの使い方やテストといった現場での開発に必須の知識も身につく，Scalaプログラマ必携の一冊です。 （こんな方におすすめ） ・Scalaに興味を持っているITエンジニア ・業務でScalaを使う必要のあるITエンジニア （目次） <h3>第1章　Scalaひとめぐり</h3> <li>Scalaの誕生とこれまで</li> <li>なぜScalaか？</li> <li>ScalaはJVM上で動作する言語</li> <li>著名なユーザ企業</li> <li>開発環境</li> <li>はじめてのScalaプログラミング</li> <li>Scaladocの読み方</li> <li>ビルドツールの利用</li> <h3>第2章　Scalaの基礎</h3> <li>基本的な型</li> <li>クラスを定義する</li> <li>トレイトを定義する</li> <li>Scalaにおけるstatic</li> <li>特別なメソッド名</li> <li>ケースクラス ―― メソッドを自動生成する</li> <li>制御構文</li> <li>修飾子</li> <li>ジェネリクスと型パラメータ</li> <li>名前空間とモジュール分割</li> <li>無名クラス</li> <li>暗黙の型変換</li> <li>暗黙クラス ―― 既存のクラスにメソッドを付け足す</li> <li>暗黙のパラメータ</li> <h3>第3章　Option/Either/Tryによるエラー処理</h3> <li>Option ―― 「値がないかもしれない」を表す</li> <li>Either ―― 失敗した理由を示す</li> <li>Try ―― Option/Eitherと同じ感覚で例外を扱う</li> <h3>第4章　コレクション</h3> <li>コレクションのデータ型</li> <li>コレクションを操作するAPI</li> <li>コレクションの実装ごとの性能特性</li> <li>Java標準クラスとScala標準クラスの変換</li> <li>for式によるコレクション操作</li> <h3>第5章　並行プログラミング</h3> <li>並行プログラミングのメリットとデメリット</li> <li>Futureの基本的な使い方</li> <li>Futureを扱うためのAPI</li> <h3>第6章　Scalaプロジェクトのビルド</h3> <li>sbtの役割</li> <li>はじめてのsbt</li> <li>build.sbtの書き方</li> <li>sbtシェルのコマンド</li> <li>ビルドのスコープ</li> <li>sbtプラグイン</li> <li>sbtのトラブルシューティング</li> <h3>第7章　ユニットテスト</h3> <li>テストの重要性</li> <li>Scalaにおけるユニットテスト</li> <li>Scalaで使えるテストフレームワーク</li> <li>ScalaTestを使ったはじめてのテスト</li> <li>ScalaTestを使いこなす</li> <li>Mockitoを使ったモックテスト</li> <li>ScalaCheckを使ったプロパティベーステスト</li> <h3>第8章　知っておきたい応用的な構文</h3> <li>コンパニオンオブジェクト ―― 同名のクラスへの特権的なアクセス権を持つオブジェクト</li> <li>部分関数 ―― 呼び出し前の引数チェック</li> <li>デフォルト引数 ―― 引数を省略したときの既定値を指定する</li> <li>名前付き引数 ―― メソッドの引数に名前をつけて呼び出せるようにする</li> <li>値クラス ―― オブジェクト生成のオーバーヘッドを避ける</li> <li>型メンバ ―― クラスやトレイト内だけで有効な型の別名を付ける</li> <li>自分型アノテーション ―― トレイトやクラスに継承でない依存関係をもたせる</li> <li>メソッド引数におけるブロック式 ―― メソッド呼び出しをより簡潔に記述する</li> <li>複数の引数リストを持つメソッド ―― 部分適用を容易にする</li> <li>η-expansion ―― メソッドを関数に変換する</li> <li>名前渡し引数 ―― 引数の評価タイミングを制御する</li> <li>抽出子 ―― 独自のパターンを定義する</li> <li>implicitの探索範囲</li> <li>特殊なメソッド</li> <h3>第9章　よりよいコーディングを目指して</h3> <li>可能な限り不変にする</li> <li>式指向なスタイルで書く</li> <li>そのほかのTips</li>

0からScalaを本番導入して感じたこと・考えたこと